シナリオパルプンテ番外編 押井守監督作品『紅い眼鏡』現場奮戦記。
わたしはこの映画の美術で生まれて初めて35ミリの映画の撮影現場というものを経験することができました。
そして、この現場での体験が元となり脚本を書き始めます。
あれから30年以上経ちますが、今、思うに人は自分が経験した映画の現場の影響を多大に受けるものなのだと。
『クレージーリッチ』では脚本を役者はどのように読むのか? ということについて話ますが、この『紅い眼鏡』においては、現場を経験することによって、いかに脚本を書けばいいのか? ということを学んだという話ができればいいと思っています。
私、じんのひろあきの23歳の時の経験談です。