長編映画 じんのひろあき監督作品『また会おうとサンタはいった』キャストオーディション

長編映画 じんのひろあき監督作品『また会おうとサンタはいった』キャストオーディション

 

今秋、クランクイン予定の映画『また会おうとサンタはいった』のオーディションを開催いたします。

下記の要項をよくお読みになり、ふるってご参加ください。

年齢 18以上35歳くらいまで(実質30歳の前半に見える方なら問題ありません)
男女比、半々。

【作品解説】
この映画はじんのひろあきが1996年に上演した舞台『努力しないで出世する方法』を映画化するものです。

【物語】
とあるひとつの稽古場。よくある小劇場が稽古をするレンタル稽古場。
そこに二つの劇団が同じ時間に稽古にやってくる。
二つの劇団は二つとも一週間後に本番を控えている。
よって「うちの劇団に稽古をさせてもらえませんか」と交渉するが、お互い本番一週間前という同じ状況であり、ゆずるわけにはいかない。
この二つの劇団、実は因縁があった。
主宰している二人の男はかつて同じ高校の演劇部で全国大会に出場、賞を総なめにし、その後、劇団を旗揚げ順調に演劇活動を続けていたのだが、ある事件をきっかけに袂をわかった劇団だったのだ。
しかたなく、狭い稽古場を二つに区切り稽古が始まる。しかし、旧知の仲である二人はお互いの芝居の進行が気になってしかたがない。
口を出すのは差し出がましいとは重々承知しているが、演劇を愛する互いの劇団は、どうしても、なにか言ってやらないと気がすまない。
ありがた迷惑な最も長い稽古が今、始まった……

【じんのひろあきプロフィール】
 1988年、にっかつロマンポルノという当時の映画界では若手の登竜門であったにっかつロマンポルノにおいて最後にデビューした。
 デビュー作である同作で亀有映画祭脚本賞を受賞するという快挙をなしとげる。
 今年6月このデビュー作『ラストキャバレー』は30年ぶりにDVD化される。
 また脚本家として、デビュー作の金子修介から始まり、それ以降、ピンク映画の監督だった廣木隆一監督の一般映画の脚本、市川準監督、黒沢清監督、石井岳龍ら現在の日本映画を牽引する監督達にに脚本を提供。
 1990年キネマ旬報日本映画第一位となった映画『櫻の園』の脚本でキネマ旬報脚本賞、日本アカデミー賞優秀脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞。
 1991年に三谷幸喜脚本映画『12人の優しい日本人』の舞台を見て感銘を受け、それをそのまま映画にするために奔走した。あの映画の一番最初に『企画』としてクレジットされることとなる。
 岸田戯曲賞、二回ノミネート、受賞はならず。
 その後、NHKをはじめとするラジオドラマを200本弱執筆。
 また、ビックコミックスピリッツにて『ラブレター』の漫画原作を担当。一年にわたる連載を経てコミックス4冊10万部を出版。
 ゲーム業界に未だに伝説として残るアーケードゲームの名作『バーチャファイター』を作った鈴木裕の『シェンムー』の製作に三年半携わり黎明期であったCGのモーションキャプチャリングディレクターを務め、すべてのモーションデータを羽田の専用スタジオで収録した。
 この後カプコンの『デビルメイクライ2』のオープニング映像なども手がける。
 この間、自分の劇団、また他劇団への書き下ろし、出向演出などで150本の演劇の公演を打つ。


【オーディション概要】
1回目のオーディションは5月18日 19日に中野で行います。
1枠1時間弱8人まで。1時間弱かけて身体能力やコミュニケーション能力を見せていただきたいと思っています。
11時の回、13時の回、15時の回、17時の回、19時の回があります。
ご希望の回を明記の上、下記にメールいただければと思います。
一時間のオーディションですので、ワークショップ的な側面もあります。
通常のオーディションよりも、お互いが交わせる情報を濃くしたいと思っています。
場所代として¥1000円を徴収させていただきます。
当日、お支払いください。
この時に『また会おうとサンタはいった』の製本された脚本さしあげます。

ただ、オーディションを受ける場合、いったいどういうことを求められているのか? なにを見せればいいのか? ということがわからず、不安なまま審査する人々の前に立たなければなりません。
今回のオーディションは、一度、不合格になっても、二回目、三回目のオーディションを勝算がありそうなら、受けてもらってもかまいません。
都度、場所代として¥1000はいただきますが、台本に目を通し、じんのがオーディションの会場で8人と1時間過ごすうちに、なにを求めているのか、それにどうアピールすればいいのか? ということが理解できたら、再挑戦もありです。

【オーディション後の仮のスケジュール、あくまで仮であり決定ではありません】

6月末までにキャスト決定。
今回は原作が舞台であるために、通常の演劇を作る過程と同じ行程で演劇の本番=撮影に臨みます。
よって、通常の演劇の稽古と同等の稽古が行われます。
稽古は夜、池袋の場合 17時から21時 
     中野の場合 18時から22時と思っていてください。

7月1週目 1回
 2週目 2回
 3週目 3回
 4週目 3回
 5週目 (8月1週目含む)3回
8月2週目 4回
 3週目5回
 4週目 昼夜稽古6回 昼夜稽古は12時から22時までの予定です。
9月1週目 夜稽古のみ5回

9月2週目 クランクイン 

【オーディションに臨むにあたり】

  たいていのオーディションは自己紹介の短い時間があり、それから台詞を読んでもらって、ということで「では、結果は後日」ということで終わってしまい、自分のなにが評価されたのか、なにを見てくれたのか、というのがわかりづからかったりします。

今回のじんのひろあき監督作品では、各回一時間8人以内でシアターゲーム的なものでまず気分をほぐし、もうすこし応募してくださった方々の事を知り、またこちらもどういった映画を作ろうとしているのか? ということをお話できればと思います。

 

この映画は通常の映画とちがい、現場にいきなり行って初対面の人とリハーサルをして撮る、というものではありません。

半分、演劇の稽古のように時間を掛けて映像の演技とはなにか? カメラと共演することはなにか? そして、自分はどのように画面に映っているのか? といったことを充分理解してもらった上で撮影していきたいと思っています。

よって、逆にカメラでいざ撮影する段階ではもう演出的なことを指示することはありません。

撮影に入ればもう、どんどん撮っていくだけです。現場でああでもない、こうでもない、といったやりとりや、監督が脚本開いてシーンの説明をする、などということは一切ありません。そんなことは全部事前にすませておけばいいことですし、そもそも、役者にしてもそんな突然現場で言われても、要求される演技を百パーセントできるってものでもないと考えております。

 

また、じんのひろあきはこれから数多くの映画を撮っていくつもりですので、今回の役にはまらなかったとしても、別の映画でお声がけすることもあると思います。

とりあえず、映画、演劇の作り方、現状、仲間にいらついている方(笑)大募集です。

 

 

 

【連絡先】

hjinno04@yahoo.co.jp

お名前
年齢
自撮写メでかまわないので、写真添付。
希望の曜日と時間。
をお送りください。

こちらから折り返しのメールを差し上げます。が、2日経ってもメールが来ない場合、迷惑フォルダ振り分けになっていたり、その他の行き違いも考えられますので、申し訳ございませんが、その時は「再送」と件名に添えて、今一度お送りください。

す。

 

ガソリーナ 
じんのひろあき